ご挨拶
「平塚に住む医者が、そこに住む人たちのためにできること。」
そのひとつが、在宅医療だと考えています。
健康なかたにはピンと来ないかもしれませんが、重い病気の患者さんも、人工呼吸器や経管栄養のかたも、多くのかたが「自宅で」暮らしています。
家族に囲まれて生活できることはとても幸せなことですが、「ちょっと様子がおかしい」「熱がでている」「食事がとれない」などというときに、病院を受診するのは、タクシーの手配や受診介助など一日がかりで、とても大変なことです。
そんな時にも、かかりつけ在宅医として、相談していただけたらいいな、と考えています。
平成14年の開院以来、在宅医療を通じて、「病気や障がいを患っても、住み慣れた地域や我が家で安心して暮らしたい」と願う患者さんやご家族を、地域のケアマネさんや訪問看護師さんとともに支えて参りました。「たいへんなお仕事ですね」と患者さんから労われることもありますが、生活を支えてくれるヘルパーさんや、離れて暮らすご家族などの不安にも応えられるような、こころ配りも大切なことで、けっして医者がひとりで支えているわけではありません。親身になって話を聞いてくれるケアマネさんや、昼夜を問わず駆けつけてくれる看護師さんがあってこその仕事です。
外来診療については、「余計な検査や投薬はしない」「納得していただけるような説明をする」「なにごとも相談のうえ治療する」ことをモットーにしています。
子供のころから、医者や病院が嫌いで「医者になんかなりたくない」と、別の道をあゆむつもりでいました。
いまは、「こんな医者がいてもいいんじゃないか」と、手前勝手ですが、そんな型にはまらない医者になったのではないかと。
まとまりのない文章になってしまいましたが、
これからも皆様とともに地域に根を張り、歩み続けたいと考えております。
どうぞ宜しくお願い致します。
(写真のワンちゃんは14才になってしまいました)
院長 上野 善則

